A Management Diary of a Water Tank.

1.新たなトラブル? 2001/9/9
2.解決トラブル。新たな挑戦! 2001/10/9
3.上々の滑り出しかな? 2001/10/17
4.最近の濾過というものは。 2001/11/6
5.最近出合った魔法の液!? 2003/9/10




<新たなトラブル?>

2001/9/9

 お陰様で水槽運転開始から2ヶ月が経過しました。患者好評を頂き、そんな声を励みに管理をしています。以前は、毎日見ないと不安でしたが、最近は、週に1,2回行く程度となりました。
 第1章では、「濾過の大切さ」ということを述べましたが、今回は、ここ2ヶ月に発生したトラブルと、それに対して施した対処について、その感想などを述べてみようと思います。

 1つめのトラブル、「スネール」の発生

 スネールってなんでしょうか?いわゆる「小さな貝」の総称です。水草を購入した際に、葉などについてきます。それが水槽内を移動して、成長し、目に見える大きさになって初めて気付くものです。いろいろな形があって、平らでクルクル巻いてる巻貝から、ベーゴマ状の形をしたもの、様々です。彼らが、これといって水槽や水草、魚などに悪影響を及ぼすことは殆どありません。「それなら、別にいいのでは!?」と思うかもしれませんが、見た目が悪くなるのです。水槽のアチコチにテンテンと存在して、よく見ると貝なのです。これが、水槽内で大発生したら、たまったもんじゃありませんよね?

 
主な駆除方法

 1.ひたすら手で取る。  →大きな水草水槽では不可能に近い
 2.市販の駆除する装置があるらしい。  →あまり効果が期待できないとか? (僕も商品は知りませんが)
 3.貝を食べてくれる魚を入れる。 →最も現実的??

 ということで、3番を選択しました。貝を食べる魚というのは、3種類ほど名前があがっており、市販されています。その1つが「クラウンローチ」。見た目も綺麗なコントラストで、小型の魚とも混泳可能。どんな餌でもよく食べて、値段もリーズナブル。こんなにいい事ばかりの魚なんですが、唯一の欠点で選択できません。それは、大きくなってしまうことです。120cmの水槽では、20cmくらいに成長してしまうらしい。さすがにこれくらい大きくなると、小さなエビは餌になってしまいます。他の魚もビックリしちゃいますよね・・・。

 そして他の種類でも貝を食べてくれる魚はいるのですが、みんな性格が荒い奴らばっかりらしいのです。そんな中でも、混泳できそうな種類が「バジスバジス」という魚です。彼らも、決してよい性格の持ち主ではないのですが、自分よりも大きな魚には「悪さ」をしないそうです。
 という話を信じて、5匹だけ入れてみました。さて、その後の効果なんですが、正直言って、減った気がします!この魚は貝をツンツンとつついて、落ちて行く貝を食べるようです(実際見てはいないのですが)。そして、人工餌は全然食べないらしいのです。彼らが生きてるということは、餌として貝を食べていると、解釈してもいいのかもしれないですね。今後、その「効果」に期待してみたいものです。

2つめのトラブル、「水中を浮遊する小さな粒子」

 ここ数日、そのようなものが気になるようになってきました。水槽の後面は黒いフィルムで、流木も比較的黒いものを選択してるので、特に目立ちます。これらはなんなんでしょうか?僕もわかりません。目の細かい網で取ろうとしても、通り抜けてしまうようです。
 ここで、水槽経験者であれば、当然思いつくのがエーハイムなどの濾過装置で物理濾過でクリアできるのではないか?と思うのが妥当ですよね。エーハイムも、2,3ヶ月回せば、本来細かいゴミを取るスポンジも茶色のドロリとしたもので、いっぱいです。これを洗い流して再びセットすれば、解決できます。しかし、もっと強力にそれらを取り除く方法を思いつき、実行中です。

 それは、水槽内に吸盤で設置する水を循環させるポンプです。これには、水槽の大きさに合わせて、いろいろなサイズのものが市販されています。これの水の吸引する部分に、スポンジをいれるスペースがあって、スポンジが最初からセットされているのですが、これだと目が粗いので、イマイチ取りきれません。そこで、スポンジを交換して、ウールマットをねじ込みました。すると、水が1日経つと全然違うのです!輝くような水になりました。
 しかも、この綿は、中くらいの買い物の袋にいっぱい入って150円とリーズナブル。まだ設置して数日なので経過をみて報告したいと思います。でもこの方法は、あくまでも「物理濾過」なので、十分に生物濾過が出来上がっていないと、水は澄みきらないと思います。数回使って汚れれば、そのまま捨てて、新しいウールマットに交換してしまえばいいのですから、わざわざエーハイムのパイプをはずして、中のウールマットを洗うことを考えれば、手間もかからないですよね。しかも、再運転させると、濾過槽に溜まってた沈殿物が水中を舞ってしまうし・・・。

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<解決トラブル。新たな挑戦!>

2001/10/9

 運転開始から3ヶ月が経過しました。相変わらず週に1,2回行く程度で管理をしています。

 さて、前回のトラブル「スネールに対してバジスバジス」、「浮遊する小粒子にウールマット」は、解決しました。現在、5匹入れたバジスバジスは元気で、スネールの数も激減。ウールマットも定期的な交換でまぁまぁ綺麗な状態を維持できています。
 今回は、「新たな挑戦」です。「もっと水槽に余裕を持たせたい」ということで、自作の濾過機を作ってみようと思いました。これを紹介したいと思います。

注:もちろん、実行するのは構いませんが、これにより発生した事故については、責任を負いかねますので、全て自己管理でお願いします。

 

 やはり素人の我々が出来る範囲で、強力な濾過を得るには、60cm水槽を別に設けてそれごと濾過槽にしてしまうのが最短距離のパワーアップ方法ではないでしょうか?このスタイルに落ち着く人はなかなか多いと思います。(いずれはこういうスタイルになるような気がするのですが・・・。)

 もう少し簡単な仕組みで単純な濾過機をなんとか出来ないかと考えたところ、75mmの塩ビ(塩化ビニール)パイプをそのまま濾過槽にしてしまえば!?なんて思いました。材料費は意外と安く、4mの直径75mmのパイプでも1110円。途中の90°曲げるコネクタも200円程度。管と、補強のための金属を含めて約3000円程度で材料は揃いました(写真1)。

写真1 直径75oの塩ビ管と90°に曲がったコネクタ3個、45°が1個、補強器具とセメダイン


 4mの管を150cm前後に切り、Uの字に接続して、2本のパイプはそれぞれ給水と排水用で、給水は排水よりも10cm程度長くしてあります。この差によって、注がれた水がこぼれ落ちるという仕組みになります(写真2、3)。

写真2、3 U字に接続、補強器具で固定。右が給水、左が排水


 総延長約3mと非常に長いので、詰まらないように、内部には大きめのリング状の濾材を選択。給水は、Rio(という水ポンプ)でホースを通して行う。はたしてうまくいくのでしょうか?

<この濾過管(仮称)の利点>

1.安い
2.容積が14L、水量も1000L/h以上で送ることが十分に可能なので、エーハイム2228をしのぐパワー(か?)。
3.閉鎖空間が長い為、嫌気性濾過ができる可能性あり(か?)。

<問題点>

1.掃除が大変(実際、どれくらいの頻度で掃除するのかは、不明)
2.破損による大量の水漏れの心配
3.詰まった時の給水口からの水漏れ

 なにはともあれ、次回は、この濾過機の運転体験談にでもしたいと思います。

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<上々の滑り出しかな?>

2001/10/17

 前回作成した自作濾過管ですが、とりあえず、無事にセットも完了。どうやら、内部に濾材を沢山入れると、流れる水量にも制限があり、どやら1400L/hくらいのポンプがギリギリくらいでした。実際、この流量だと、給水口から漏れてきてしまうので、余った塩ビパイプでさらに延長して、給水口を高くし、ここからこぼれても大丈夫なように、その先端を火であぶって注ぎ口のように曲げ、位置を水槽の直上にまで伸ばしました(写真1)。

写真1.手前が給水、奥が排水


 水中にあるRio1400(水ポンプ)には、ウールマットがセットされており、ここから吐き出される水を透明なホースで全て濾過管に送り込んでいます(手前が給水口。前回の写真と違い、口が伸ばしてあります)。少し見ずらいのですが、奥の排水口からは、水が水槽内へ注がれています。

 回路としては、非常に単純ですが、水漏れが心配ですね。1度セットして、実は、下部のターンの部分の接合部で若干の水漏れがあり、専用のボンドでその口をしっかりとふさいできました。これで、一応水漏れは防げたような印象です。上部の接合部は実はボンドでの固定はしていません。このため、水漏れがわずかにあるのですが、水がたれてくる場所にガーゼを巻きつけておくと、これが吸収して、蒸発する方が早く、気になりません。なぜボンド固定していないかというと、濾材の出し入れが面倒になるかもしれないという不安です。いずれ、落ち着いたら固定するでしょう。

 中の濾材は白いリング状のガラス系でできた濾材(ノーブランド物・・安い)が約2/3、残りの1/3はパワーハウスのLサイズが5kg入っています。はたして、どれくらいのメンテが必要になるんでしょうか??これがちょっと怖いかもしれない・・・・。

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<最近の濾過というものは。>

2001/11/6

 濾過ってなんでしょうか??
 「汚れた水をきれいにすること。」と答えれば、誰も、否定する人はいないでしょう。
 では、何が水を汚す原因になって、何が働いて、どうやって水がきれいになるのでしょうか??

 まず、下の絵を見てください。汚れる原因物質の代表選手は尿です。その他に糞や、餌の食べ残しなどから発生したアンモニアなどです。これらの物質が水循環装置内を循環し、たくさん穴のあいた細かい隙間を持つ石(濾材)を通過して、その隙間に住んでると言われる濾過バクテリアによって、亜硝酸塩から、硝酸塩に分解される仕組みなのです(図1)。

図1.硝化作用による浄化


 ここに出てくるニトロバクターとニトロゾモナスというのが、濾過の主役のバクテリアです。彼らは、その活動に酸素を必要とする「好気性(こうきせい)バクテリア」と一般的に呼ばれています。

 この活動は、一般的な濾過装置(水槽上の上部濾過、または、外に置く外部濾過など)で通常行われています。ここでよく見てみると、最終物質の硝酸塩は、「無害」ではなく、「低害」と書いてあります。このような熟語があるのかどうかは別にして、硝酸塩も、あまりにたくさん溜まってしまうようでは、魚にとって有害となってしまいます。

 ならば、この硝酸塩をどうにかして除去すれば完璧なのではないか?と誰もが思うでしょう。
 そこで欠かせないのが、「水換え」です(図2上)。一般的に水換えは、「2週間に1度の頻度で、水槽全体の水量の約1/3を交換する」と言われています。この作業で、硝酸塩を除去しているのです。

 

図2.硝酸塩を消滅させる方法

 その下の「理想は・・・」ですが(図2下)、最近言われはじめているのが、脱窒素といわれる還元作用で、硝酸塩を窒素(ちっそ)に換えてしまう濾過が存在するのです。
 先ほどのバクテリアとは違い、酸素を嫌う「嫌気性(けんきせい)バクテリア」と呼ばれています。窒素はご存知の通り、大気の約80%をしめる気体で、窒素ガスに変換されて、そのまま空気中に放出されてしまいます。

 まさに理想的な仕組みなのですが、この嫌気性菌の生育環境は酸素があってはいけないのです。どうやって濾過機の中の酸素を抜くのでしょうか?

 そう考えると難しそうな話になってしまいますが、簡単に言えば、濾過装置を長くすればいいのです。そうすることにより、濾過機の中の前半で酸素が消費され、後半は酸素がない環境が作れるのです。

 実際に長い濾過装置を用いた実験結果によると、水流の関係にも左右されるようですが、濾過の長さが2〜3mはあれば、実際に水換えなしにして、硝酸塩の量は増えることなく維持できた結果があります。

 
ならば!夢のような水換え不要の水槽が完成するのでは!?

 ただし、入れる魚の量、餌の量、水流量など、いくつもの条件を満たさないと、なかなかそううまいものは出来ないらしいです。しかも、本当に水槽内に蓄積される汚染原因物質は硝酸塩だけなのでしょうか??硝酸塩の濃度さえ低ければ、本当に魚が心地よく住める環境と言い切れるのでしょうか?もっと他に未知の物質があったりは絶対にないのでしょうか? 個人的にはそうとも思えないのですが・・・。

 完全に水換え不要水槽にできたとしても、鑑賞にあたって魚不足では、その意味もなくなってしまうでしょうし、流木などでレイアウトした水槽では、すくなからずアクがでて、水は黄色になります。あるいは、底砂に溜まった小さな粒子が水中を舞ったりして、やはり鑑賞性を損ねます。

 これらを除去するのにもっとも効果的なのは水換えです。結局、色や、ゴミを取るのが目的で水換えしている行為が、ついでに硝酸塩や、未知の汚染物質も減少させていた、なんてことも十分にありえる話です。

 ただ、根本的に考えて、熱帯魚の飼育を、強制的にやらされている人っているのでしょうか??
 まぁ、商売であれば、そうかもしれませんけど、基本的に「趣味」ですよね?好きでやってるんですよね??水換えをすることによって水槽が綺麗になるのは、一目瞭然だし、そうだとしたら、水換え自体がそんなに苦で、イヤでイヤで仕方ないと、感じている人は少ないのでは?そんなにイヤであれば、飼わない方がきっと楽だと思います。

 何事も、きれいなものを維持し続けるためには、手をかける以外に方法はないというのが結論になってしまうようです。ちなみに上で紹介した濾過管は、もちろん脱窒素を目的とした濾過装置ですけども、結局、水換えを定期的に行っているんですよね。

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<最近出合った魔法の液!?>

2003/9/10


 当院の水槽も2003年の元旦にリセットしてから、はや9ヶ月。何が変わったのか分かりませんが、「モヤ〜」っという苔は生えなくなり、スッカリ落ち着いたような状況になりました。
 前に紹介した「ろ過管」は、結局光量を弱くする目的で蛍光灯にしてしまった為に、設置する場所がなくなり、現在は運転しておりません。また気が向いたら復活させようかと考えています。

 他に変わったところといえば、水槽後面に貼り付けていた黒のシートを、交換しました。これを、ホームセンターなどで売っているブルーの透明な薄いプラ板のようなもので両面テープで上だけ固定してぶら下げている状態です。この方が、水中らしく、後面に透明感が出て、全体が明るくなり、広く見える気がします。特に、ここの水槽は、後面に何もつけないと、向こうが丸見えになってしまうので、何かしら目隠しのようなものが必要になります。サイズ的にも、水槽に合った大きさが売っています。今回は、60×45cmを2枚でピッタリです(写真1)。

写真1:2003年9月15日現在の水槽:後面の青い透明なシートは、透明感、奥行きのある
印象を与えてくれます。レイアウトは流木と石を中心に、植物は少なめ。



 さて、水槽の状態は良いものの、やはり悩みはつき物で、苔もシッカリと生えてきます。ただ、以前のような苔ではなく、いわゆる「ヒゲ苔」です。真っ黒で、水の吸い込み口や、吐き出し口、大きな葉を持つ植物の葉の辺縁、流木の表面などにつく苔で、手で取ろうと思っても、結構しっかりした力で容易には取れません。
 以前、コイツを退治しようと、流木を出して、熱湯を注いだ事もありました。ただし、すぐに水に戻してしまうと、意外としぶとくて、またすぐ復活してきます。
 熱湯がダメなら、次は乾燥攻撃です。流木を数日外に出して、日光にあてるなり、とにかくカラカラに乾燥させます。苔はベタ〜っと、流木の表面に付着し、また水に戻しても、決して美しいものではありません。また数日後には、シッカリと乾燥から間逃れた苔は水を得た魚のように復活・・・。レイアウトを常にしておかないといけないので、流木がないというのも寂しい風景になってしまいます。

 そこで主題になりますが、苔を一瞬にして死滅させ、しかも、生態系に悪影響を(あまり)及ぼさない液があるのです。ご存知の方も多いと思いますが、ホームセンターでこんな魔法のような液体が手に入ります!!値段は、1.5リットルのペットボトルに入って300円台でした。

 
その名は「木酢液」(もくさくえき)です(写真2)。

写真2:一般的に売られている木酢液。ホームセンターなどで購入可能。



 炭(すみ)になった木から、成分を抽出した液体は、やはり木が焦げたような、やや刺激臭があり、褐色で透明な色をしています。普段どんな使い方を勧められているかというと、ゴミ箱内や、靴、車内の消臭や、植物を元気に育てるために、水の中に極少量混ぜたりと、「本当かなぁ?」と思わせるようなことがその趣旨になっているようです。

 実際、苔に対してこの液体を使用するには、まず原液をごく普通に売っている霧吹きなどに入れた方が有効に使えると思います(写真3)。

写真3:どこにでもある霧吹き。



 使用方法は、ごくごく簡単。流木にくまなく吹き付けるだけです。この時に、付着した貝や、小さなエビなどが居ないことに注意してください。また、刺激臭がする為に、換気なども忘れずにしてください。(私的には、あまり嫌いな臭いではないのですが・・・)。
 吹き付けた後、5分くらい適当な時間放置します。その後よく水洗いします。ゴシゴシと、苔が落ちるほど強く洗う必要は全くありません。単に洗い流せばいいだけです(写真4)。

写真4:吹き付けて、5分放置したのちに、水で洗い流す。


 この時に気付くかもしれませんが、さっきまで真っ黒だった苔が、少し赤味を帯びていませんか??そうです、この数分の間にこれらの苔は「枯れて」赤く変色するのです。
 苔は付着したままで、このまま水槽内に流木を戻します。すると、その「赤さ」は、もっと目立ってきます。作業はここまでで、あとは数日放置です。2,3日すると、苔は灰色になって、小さな魚、エビの餌になり、気付いた時には、かなり減少しているハズです。ただし、これでもまだ黒々とした苔が残る場合は、また同じ事を繰り返してください。数回繰り返すことによって、苔は全くと言っていいほど綺麗になくなります。無論、しばらくそのままにしておけば、また苔は発生してきます。

 とにかく、いままでの方法と比べると、苔の死滅率も高く、流木も長期間において水槽内から無くなることもなく、しかも赤くなった苔は、一見綺麗に見えることもあります。コストもそんなにかからないので、本当にお勧めです。
 これを期に、買ったばかりのような苔のついていない流木を復活させてみてはいかがでしょうか??
 実際にやってみた苔の変化をご覧ください(写真5,6)。

Before:黒いヒゲ苔がビッシリ生えた流木 After:赤に変色し、コリドラスが食べにくる
写真5:苔は赤く変色し、コリドラスが寄ってきて食べてくれます。


Before After
写真6:一目瞭然、苔は赤く、枯れてしまいます。



 ** 使用に際して、以下の点に注意してください! **

1.
あまり濃い状態で、水草に吹き付けると、水草自体も枯れてしまいます。
  (流木だけにしかやっていないので、未経験ですが話しを聞いたことがあります。)
2.
洗いが十分でないと、水質に敏感なエビに悪影響を与えることがあります。
  (よく洗い流した流木程度なら問題ありませんでした。)
3.
二酸化炭素を添加している水草重視の水槽には、使用経験がないので、コメントできません。

 とりあえず、このような作業をするにあたっては、
全て自己責任でお願いいたします。私も、インターネットで知り得た知識だけで実行していますので、あくまでも「経験談」です。ただ、本音を言いますと、「決して悪いものではない」という印象です。


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