素朴な疑問に出会いました。
「肛門科」って、肛門を病んでいないと、受診できないのですか??
テレビで大腸がんの特集をしていた、有名人が大腸がんで亡くなった。自分も心配!

 普通によくある話です。でも、内視鏡検査を受けるには、どこに行けばいいのかわからない。勇気もない。しかも、肛門科!?あり得ない…。でも、大病院は待たされる時間も長いし、外来は全て予約制。しかも、紹介状がないと受診できない。便潜血検査は受けているけど、陰性(紹介状にならない)。でも、「便潜血検査の罠」を読んで、陰性でも検査を受けておきたい(本音は受けたくないけど…)。

さぁ、どうすればいい??

 そしてインターネットで、大腸内視鏡検査の詳細を調べると、必ず医療機関のホームページに遭遇します。そうした目的で検索し、当院のサイトに辿り着いた方もいらっしゃると思います。

 「あぁ、でも肛門科かぁ…。俺(私)は、お尻(肛門)は困ってないし…。やっぱり、お尻に病気がないと、肛門科って受診できないのか?やっぱり、お尻が悪くもないのに、診てもらえなよな…。」

「そんな事ありません。痔が無くても、お尻で病んでなくても、大腸内視鏡検査目的で受診して頂いて結構です。」もちろん、検診(便潜血検査)で陽性となり、精査目的で受診して頂いてかまいません。

検診が陰性であっても受けないといけない理由は「便潜血検査の罠」で述べました。
がんの自覚症状が無くても、検査を受けておいた方が良い理由は下の通りです。

「歳だから(40歳以上)」
「勧められた」
「受けた事がないから」
「前回の検査から数年経過してしまったから」
「テレビで大腸がんの特集を見て心配になったから」
「友人ががんになってしまったから」
「家族・友人・知人にすすめられたから」
「評判をネットで見て・聞いて」
などなど…。

 検査を受ける動機は問いません。紹介状が無くても大丈夫です。まずは受診して頂いて、日程を決め、下剤の飲み方の説明を聞いて頂き、採血して、後日検査を受ければ、その日に結果がでます。当院では、月に130人程度の検査をしています。ちょっと勇気を出して、是非検査を受けて、病気を早い段階で発見するよう心がけて下さい。

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