内視鏡用炭酸ガス送気装置 OLYMPUS UCR |
| 通常、大腸内視鏡検査は、大気中の「空気」を大腸内に送気して、腸を拡張させ、粘膜を観察する検査です。検査が終了して内視鏡を肛門から抜いても、腸内には、送られた空気が残っています。これが、検査後の「腹満感」です。 医療機関によっては、腸の運動を抑える薬を検査前に筋肉内に注射している施設もあります。すると、なおさら腸内に残された空気は、「おなら」として外に出るまでに時間がかかり、より長時間「腹満感」を強いられる事になります。 当院では、そのような筋肉内注射は、一切行っておりませんが、それでも、検査後の腹満感は抑えきれるものではありません。そこで導入したのがこの装置です。送気する「気体」を「空気」ではなく、「二酸化炭素」にする装置です。実際に導入されている医療機関はまだ少なく、埼玉の県北のクリニック(病床19床以下;医院)では、他にありません(平成22年11月調べ)。 腸内に残された空気は、ほとんどが、「おなら」として肛門から出る以外にありません。しかし、「二酸化炭素」にすることによって、腸の壁から素早く吸収され、吐いた息によって、外に排出されます。実に、その排出の早さは、空気の1000倍以上とも言われております。ですから、検査中も常に吸収されていくので、従来の空気の送気と比べても、検査中も、空気の場合と比較して、楽という結果になります。 もちろん、この装置を使ったからといって、患者さんの出費が増える事はありません。より楽な検査を提供することによって、麻酔をかけることもなく、それにより発生する出費も増えず、検査自体も、検査後も苦痛の少ない安全な検査を提供いたします。 |
![]() |
| 内視鏡炭酸ガス送気装置 OLYMPUS UCR 炭酸ガス送気による低浸襲な消化管内視鏡検査。UCRが安心、安全、効率的な検査環境を提供します(OLYMPUS ホームページより)。 |