大腸がんの代表的な症状をいくつか解説します
 
「出血した」

 腫瘍から出血すれば、「便に血が混じった」、「黒い便が出た」といった具合です。ただし、がんではなくても良性のポリープでも、大腸に炎症が起きていても出血はします。肛門周囲の病気、痔瘻、痔核、裂肛、脱肛、直腸脱なども、もちろん出血します。ということは、これらの病気の全ては、便の表面に血液が付着する可能性が十分にある病気です。「便の表面に血液の付着」でピンと来た方はいますか?そう、「便潜血検査」です。これは、血液の有無を調べているのです。つまり、これらの病気の全てで便潜血検査は「陽性」になる可能性を含んでいるのです。

 しかし、いざ出血しても、「俺は昔から痔があるから・・・。」と考えてる方、実際かなり多くいます。心当たりはありませんか?確かに肛門からの出血の十中八九は、肛門周囲の病気です。しかし、残りの数%の「がん」と診断された皆さんは、口をそろえて「出血は痔だと思って、気軽に考えていた。」と答えるのです。

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