「便意が頻回になった」

 直腸がんに特徴的です。直腸内に何か来たら、それは普通の場合「便」です。直腸から「便が来たよ!排便してくださいな」という信号が脳に伝えられます。これが「便意」です。

 しかし、これが便でなくて、直腸内を占拠する「腫瘍」であったらどうでしょう?人間の直腸は、便なのか腫瘍なのかを判断することはできません。直腸は、「とにかく、物体がある、外に出して!」と便意を伝えます。するとトイレに駆け込むでしょう。しかし、いくらきばったところで、その「物」が腫瘍であれば、便の様に外に出すことはありません「おかしいなぁ、便がしたい感じがしたのに、便が出ない…。」と言ってトイレから出てきても、すこし時間がたてば、「また出たい気がする。」という繰り返しになります。

 このような現象を便意が頻回にある、専門用語で言うと「テネスムス」といいます。

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