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「俺は血液検査でがんが分かった!」

 こんな事を言った患者さんがいました。本当でしょうか?

 間違いではないのですが、何も知らない人が聞いたら誤解まねきかねません。これは、「CEA」といって、比較的大腸がんに特徴的な「腫瘍マーカー」で、血液検査の一つです。確かに大腸がんがあると、上昇する人がいます。しかし、大腸がん全員に上昇するわけではありません。しかも、腫瘍が大きくならないと上昇しないという性質もあります。

 また、大腸がん以外にも、甲状腺や、肺、胃、肝臓、胆嚢、膵臓などの病気でも上昇することもあります。また、がんが無くても、体質的に高い方もいますので、基準値(CEAの場合は0.5)を超えたからがんがある、基準値以内だったから、がんはない、と言い切れるものではありません。

 しかし、基準値を超えていると一言で言っても、数値なので、0.6も100も、同じように超えていますが、極端に高ければ、どこかの臓器にがんがあるだろうと我々は疑い、可能性のある臓器の検査を勧める事になります。

 例えば内視鏡で大腸がんが見つかり、専門病院で検査を進め、仮にCEAが50という数値であった場合、手術も無事に終わり、数か月後には、基準値以内に低下することがあります。このよう結果であれば、腫瘍によってCEAが高くなっていたと判断します。

 手術後というのは、その後転移が出てこないか、早い段階で見つけるために、5年以内は、毎年CT検査を行ったり、血液検査をします。もちろん、この血液検査の項目にはCEAが含まれています。その後の経過で、もしこのCEAの値が次第に上昇してきた、という事であれば、どこかに転移して大きくなり、再度上昇してきたのではないか?と疑う事になります。

 つまり、「CEAの上昇=大腸がんの疑い、または大腸がんの再発」という可能性はあります。

 たまたま、CEAの上昇をするタイプの大腸がんであれば、タイトルにあるように、血液検査から大腸がんが見つかった、という事になりますが、血液検査で異常がなければがんはない、とは言えません。

 CEA以外にも、「CA19-9」といった血液検査も同時に調べますが、これも大腸がんに特有ではなく、他の臓器のがんでも上昇したりする血液検査です。

 結論としては、腫瘍マーカーは、大腸がん術後の再発を早期に発見するための定期的なチェックとしては、重宝される項目ですが、大腸がんの早期発見の指標にはなりません。ちなみに早期発見の指標となる最も有効な腫瘍マーカーは、前立腺がんで上昇する「PSA」と呼ばれるものです。

 前立腺以外のがんに関しては、この血液検査をしておけば大丈夫!というものは、残念ながらほとんどありませんが、今後の医療の進歩でそのようなものが出てくるのを期待したいところです。

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