NEW!!腹部超音波(エコー)検査 始めました

一昨年から機器を導入し、これまでに約100例の検査をおこなってきました。
軌道に乗ってきたので、HP上での公開に踏み切りました。
いままで受けた事のない方はもちろん、外来受診時でも、
あるいは肛門術後で、退屈な入院期間中を過ごしている方でも、受ける事もできます。

超音波検査ってなに?

 お産を経験した女性であれば、ほとんどの人が経験したことのある検査です。お腹にゼリーをつけて、小さな機械を当て、腹部の臓器の様子を見る検査です。もちろん、産科では、胎児の様子を観察しますが、当院で行っている、いわゆる一般的な腹部の超音波の検査は、腹部の各臓器を観察します。形態的な異常があれば、その場で病気の存在を疑う事ができます。痛みは全く伴いません。

どんな臓器が観察できるの?

 肝臓をはじめとし、胆嚢、腎臓、脾臓、膵臓、膀胱、前立腺、子宮、卵巣、腹部大動脈など、腹部に存在する臓器のほとんどが観察できます。個人差もあり、多少観察しにくい場合もあります。一般的に管状の臓器である胃、大腸などの小さな病変は超音波では確認できませんので、胃や、大腸の内視鏡検査にとって変わるものではありません。

どんな病気がわかるの?

 代表的な病気として、胆石症や胆嚢ポリープ、肝硬変、各臓器の腫瘍、結石、各臓器の大きさ、形態の異常などから、多種の病気を発見できる可能性があります。病気というものは、発見が早ければ早いにこしたことはありません。なんらかの症状がなくても、受けておけば安心です。

もし病気が疑われたら?

 当院はあくまでも肛門科専門ですので、疑われた病気を当院で治療していくのではなく、疑われた病気の種類に応じた、各臓器の専門性をもった病院、医院を紹介いたします。検査を受ける事によって、症状が無くても、病気の兆候を早く発見して、治療に踏み切るチャンスになる可能性もあります。

このような方には検査を勧めています 

@内視鏡検査や診察で、腫瘍が見つかった方、その疑いのある方
A腫瘍マーカーが高値であった方
B血液検査で、何らかの数値が正常範囲を越えていた方
C肝炎ウイルスが血液検査で陽性で、検査を受けていない方
D何か腹部に違和感がある方
E「そんな簡単にできるんだ!やってみようかな?」と思った方

 当院では、肛門の手術の前に、胸部レントゲン、心電図、血液検査を行います。また、大腸内視鏡検査を受けられた方で、50歳以上の場合には、腫瘍マーカーという血液検査も薦めています。これらの検査でたまたま異常が見つかった方は、腹部の超音波検査(エコー)を受ける事を推奨します。何の苦痛もなく、病気を発見できる可能性があります。入院中に、血液検査で異常が見つかった方には、原則的に検査を勧めています。自覚症状が無い方でも、希望があれば、日程を決めて検査をする事もできます。看護師にその旨をお伝えください。また、1泊2日の入院のため、検査を受けるタイミングが無い方でも、再診時に、検査の希望を申し出ていただければ、検査は可能です。もし、精査・治療を要するような病変が発見された場合には、対応可能な医療機関を紹介いたします。


正常な肝臓の超音波像 (当院のスタッフより)
 最新版のプログラムを内蔵した超音波装置です。これまで、大腸がんの肝転移や、それ以外の臓器からの肝臓への転移、胆石症、腎結石、前立腺肥大症、卵巣のう腫、子宮筋腫、大動脈瘤などを発見してきました。肛門の手術をしにきたのに、たまたま知ったこの検査を受けた事によって、別の病気も早いうちに発見できてよかった、という方も増えています。是非検査を受けてみてください。



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